字が上達する方法は?下手な原因や上手になる練習って?

おっ、おこまさん
プリンターのインク買って
いよいよ年賀状印刷するの

あ、
ちゅうべいさん、奇遇ですね
そうなんです
ちゅうべいさんは何を?

電池切れちゃったから
買いに来たの

ちょうどよかった
ちゅうべいさん、またご相談が・・

なに?

その年賀状のことで・・・

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字が上達する方法は?

忙しいのに来ていただいて
すみません

早速なんですが
文面はだいたいパソコンで出来て
あとは印刷するだけなんですが
全部印刷じゃ味気ないじゃない
ですか

まあ、そーだね

せめて、手書きでひと言添えたいし
宛名も自分で書こうと思うんです

えらいじゃない

ただ・・・・
わたし、字が下手なんです・・・

ちょっと「今年もよろしく」
って書いてみて

あっ、ちゅうべいさん
吹きださないでください!

ごめんごめん
で、字が上手になりたいんだ

はい
達筆じゃなくてもいいんで
もう少し読みやすい字になれば・・

じゃあ、一般的に
字が上達する方法はこれら・・

・うまい人の字を真似して書く(お手本をなぞる)

・美しい字を頭にイメージして書く

・背筋をまっすぐ、姿勢よく書く

・手首だけじゃなく、腕全体で書く

・正しいペンの持ち方をする

・ゆっくり書く

・軽い筆圧で、力を入れすぎない

・正しい筆順は形よく書けるようになっている

・筆順の先の線の頭を少し出す

・字は右に6度上げる

・線はまっすぐ等間隔に

・字の間隔を適度にとり、統一する

・中心線をはずれない

・点/折れ/はね/曲がり/反り/巻き/はらい
 を正しく書く

・漢字1に対して、ひらがなは0.8くらいの
 大きさで書く

字が下手な原因は?

あれ、おこまさん
なんかがっかりした感じ?

すみません
本格的に取り組むんなら
一つ一つ大事なことばっかだと
思うんですけど・・

うん

なかなか全部できないし、
正直これらができれば苦労はしないかなって・・

先生みたいな達筆さは求めてないんで、
ペン字が人並みになれば・・・
ホントにすみません

でも、ちゅうべいさんも
なんかいつもよりおざなりな
感じがするのは気のせいでしょうか?

ううん、そのとおり

よく言われる上達法って、

「それをするにはどうしたらいいの?」

ってところから始まっちゃってるものが
多いなって・・

おこま:あ、そーですそーです

例えば、ピアノで

「ココはどうすればうまく弾けるように?」
 って悩んでる人に

「音楽家の演奏をよく聞いて、そんな感じで」
「最初はゆっくりでそのうち適度なスピードで」

って言ってる感じ?

さっき挙げた上達法は、
確かに大事で必要なことばっか

おこまさんも
とっかかりが出来たあとは
きちんと実践するべき

でも
もともと字が下手な人は、
ペンを動かす動作自体が安定してない
から
きれいに書けない

だから今回は、それ以前の
少しでも字の形が整う
反復練習法
をとりあえずひとつだけ
教えてあげる

おこま:し、知りたいです!!

字が上手になる練習って?

おこま:でも、ちゅうべいさん
    上達法の中で赤文字になってるのが
    あるんですが・・・

うん、
赤文字のは、これから説明する
練習法に関係することなんだ

さっきも言ったけど、字の下手な人は、
ペンを操る動作自体が安定してない

だから字のかたち以前に、
線が一定に書けてない
んだ

おこま:言うとおり、
    書くたびに線が曲がったり、
    カーブが一定じゃないです

おこまさん、「田」や「月」を
いくつかちょっと書いてみて

ね、書くたびに違う字でしょ

字がうまくならない最大の原因は

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「線がまっすぐ引けない」

からなんだ

確かに
いつでも水平垂直にまっすぐ
線が引ければ字が整う

そうして初めて「右に6度上げる」
なんていうテクニックも
使えるようになるよね

じゃあ、
字がうまくなるペンを動かす練習は
っていうと

<直線を引く練習>

①まず定規を使って繰り返しタテ/ヨコの線を引き
 感覚を練習する

②手首を固定せず腕を動かし、肘をまっすぐ
 動かす感じで書く

③感覚がある程度つかめたら、フリーハンド
 で練習

④線の間隔も一定になるように書く
 罫線入りや方眼ノートを利用してもいい

これをまずひたすら
反復練習する

単純な線を引く練習の他にも

・らせんを書く
・「の」の字を書く
・ひし形を書く

が有効なんだ

おこま:単純に線を書く
    練習だけじゃないんですね

うん、例えば
らせんを縦/横に曲がらずに書くのは
行(列)が曲がらないようにする
練習にもなるよね

<らせんを書く練習>

①手首は動かさずに上から下へ
 らせんを書く練習をする
 (固定なので3~4回転くらい
 しかかけない)

②慣れたら、手も動かし
 上から下へ紙いっぱい
 まっすぐらせんを書く
 練習をする

③慣れたら、回転の向きや書く方向
 (横向き)など変えて練習する

余裕があったら、
「の」の字やひし形の練習も
チャレンジしてみな

それも
日本語の字の流れの要素が
入った動きだからね

とにかく、おこまさん
とりあえずタテヨコの線が
まっすぐ書けるように
練習してみな

おこま:努力してみます!!

最後に
この練習法をやる上で
大事な注意点を
いくつか言っとくね

a:筆圧

力が入って筆圧が強いと
動きがなめらかじゃなくなる

普段より軽く書くことを心がけて

それから、みんな字を書くとき
親指・人差し指に力を入れる

じつは小指に力を入れると
よけいな力が抜け、
肘との連結感も出て
動きがスムーズになるから
試してみて!

b:筆記具

出来るだけ滑らかに動かせるものが
いい

ボールペンなら、
従来のエマルジョン系じゃなく
引っ掛かりの少ない
太字でゲルインキがおススメ

鉛筆なら、Hとかじゃなく
硬度の低い軟らかな2Bや3B

c:ペンの持ち方

ネットで「ペンの持ち方」で
画像検索なんかすると
たくさん持ち方が出てくる

調べると、
鉛筆・ボールペン・万年筆なんかの
筆記具の種類によっても
最適な角度で書くために
持ち方が微妙に違う

実は、調べてたら
ちゅうべい自身の持ち方が
正しくないらしいことが分かったの

ペンの持ち方
a.親指はペンに対して90度
b.親指の腹で、ペンを軽く支えるように持つ。
c.人差し指の腹で、ペンをしっかりと押さえる。
d.人差し指の第一関節に親指が引っかかるようにする。
 (これが一番重要。)
e.他の指は軽く握る

WS000000

ちゅうべいは、どっちかっていうと
箸とおんなじ持ち方をしてたんだけど
正しくは、もっと巻き込む感じで
しっかり固定するのが正しかった

考えたら、
箸みたいに動かす必要がないから
しっかり固定できるほうが安定する

実際やってみると、
最初は違和感があったけど
字はよりきちんと書けるように感じた

ペンの持ち方は一番自分に合った持ち方を
いろいろ研究する余地があるかもね

で、どおよ?

ちゅうべいさん、
ありがとうございました
やっと私でも出来る
練習法がわかりました!

今回の年賀状には
間に合わないかもしれないけど
必ず読みやすい字が書けるように
がんばります

うん
きれいな字じゃなくたっていいんだ
相手が読みやすいのが
なんといっても一番なんだからね

はい
もうちゅうべいさんに
吹きだされないように努力します

そだね

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