ちゅうべいさん
近々、彼女と紅葉を見に行くんです!
へえ、いいね
って言っても、
ほんとに近場ですけどね
最近は、
たくさん紅葉スポットがあるからね
でー、ちゅうべいさん・・
また例によってレクチャを
お願いしたいんですが・・・
どんなこと?
スマホで紅葉をうまく撮る
コツなんかを・・・
いいけど、スマホはたしか
iPhone6だったっけ?
はい・・・
スマホカメラの基本的な注意点
じゃ、まずスマホカメラの
使い方の基本注意点から
A:手ブレをしっかりおさえる
スマホは、一般的なデジカメと違って
すごく薄い
なんで
動かないように持つのが
すごく難しい機械なんだ
どうすべえ:そのとおりですね
うん
で、スマホを横向きで写すときは
レンズを指でふさがないようにすれば
シャッターの位置が普通のデジカメと
同じ位置にくることが多いから
持ち方は同じでいいと思う
問題は、縦向きで使うとき
その持ち方だと
両手が近くなりすぎるから
指の置く位置が落ち着かないし
画面中のシャッターボタンも
押しづらい
なんで
おススメの持ち方は
・左手はスマホを背面から
包むように持ち
親指は側面に添えて
しっかり持つ
・右手は中指・薬指を軽く添える程度で
安定させ、人差し指でシャッターを切る
実はこれ、みんなが普段入力したり
スマホを操作する持ち方なんだ
どうすべえ:言われてみれば・・・
カメラって思って持ち方を変える
必要はないんですね
そう、普段よりしっかり握ること
レンズをふさがないこと
くらいを注意すればいいんだ
B:フラッシュは基本使わない
これは風景に限ったことじゃないんだけど
フラッシュって強制的に光を当てるから
当然、影なんかが失われる
なんで
のっぺりした立体感がない写真に
なっちゃうんだ
テレビの撮影で女優さんを撮るときは
それがいい効果になるけど
普通の写真には向かない
今のカメラは感度がすぐれてて
光を加えなくてもきれいな写真が撮れるから
基本OFFで撮ってね
C:ズームは使わない
ズームにも
・光学ズーム
・デジタルズーム
の2種類ある
光学ズームは、反射板の位置を動かすことで
ちゃんと被写体に寄ってるんだけど
スマホは薄いから機械の中に
そんなしくみは組み込めない
だからスマホのズームは
ただ画を拡大してるだけの
デジタルズーム
当然粗くなるし、ブレもしやすくなる
よっぽど遠景に寄りたいときでない限り
使わないほうがいいし
できるだけ近くに寄れるロケーションを探して
撮影したほうがいいよ
これが、基本的な注意点・・
持ち方以外は、スマホに限ったことじゃ
ないけどね
iPhoneカメラの推奨設定と基本の使い方
じゃ、次はiPhone(6)に限った準備や
機能を教えてあげる
iPhoneのカメラ機能で
きれいに写すために必要な
最低限の設定や知識を予習しようね
どうすべえ:はい、iPhoneは初めてなんで
お願いします
まず、絶対やって欲しい準備設定が
ふたつあるんだ
①連写機能オフ
iPhoneの新しいOSは
「バーストモード」(連写モード)になってて
それまでのiPhoneのなれた人は
とっても使いづらい
なにしろ、ちょっとでも長めにタップしてると
「バシャバシャバシャ・・・」
って何枚も撮った上、保存もしちゃうから容量も
圧迫する
例えば、動きのあるシーン・・
運動会で子どもがゴールする瞬間を
写す時なんかはいいけど、
普段じっくり狙って撮るときは
扱いづらいんだ
なんで、まずココを参考にして
必ず連写機能をオフにしておいて
②グリッド表示設定
次に初期設定じゃ表示されてない
「グリッド」はあったほうがいい
まっすぐ写したつもりでも、後で見たら
斜めになってたりするからね
やり方は
ホーム画面~「設定」~「写真とカメラ」~
「グリッド」をオン
じゃ、本題の
iPhoneの「写真モード」の
機能おさらいをしていこう
③起動
まず、カメラを使うには
ホーム画面の「カメラ」をタップする
④シャッター
一番肝心のシャッターは、
画面下の大きな円形ボタン
あと、
向かって左側面の音量ボタンも
シャッターになるから
スマホを横向きに構えたときは、
その位置が便利かもね
縦置き時の画面上の機能を
左から順に説明すると・・・
⑤フラッシュ~自動・オン・オフ
⑥HDR~対象の画像が暗い明るいが混在してるとき
中間値で調整してくれる機能
「自動・オン・オフ」
⑦LIVE~シャッターを押す前後3秒の映像・音声が
記録される
⑧タイマー~オフ・3秒・10秒
⑨カメラ切替~背面側・自分側の撮影切替
紅葉撮影じゃ使わないのもあるけど
画面周りのボタンがなんなのかを
知っておけば気にならないでしょ
iPhoneカメラで紅葉を撮るため必要機能
基本機能をおさえたら
次に、紅葉なんかの風景を
見栄えよく映すための
もう1歩進んだ使い方も
おさえて欲しいんだ
って言っても、
カメラマンじゃないから
普通の人でも出来る範囲を
いくつか
紅葉を目の前にあたふたしちゃ
しょうがないからね
各機能の
紅葉写真での利用の仕方は
あとで教えてあげるから
ここでは使い方を覚えてね
⑩ピントあわせ
iPhoneのカメラ機能は高機能だから
ピントは、向けた風景の中で
最適なポイントの自動フォーカスする
でも、
あえて自分でピントを決めていくと
いい写真が取れることがある
やりかたは
・ピントを合わせたい対象を
タップ
するだけ
⑪露出補正
後で見て「こんな色じゃなかった」
って思うことあるよね
どうすべえ:ほぼ毎回です・・
そんなことがないように、
なるべく色を鮮やかに
強調するための調整が
「露出補正」なんだ
乱暴に言っちゃうと、
写真を明るくしたり暗くしたり
する機能
うまく使うと、色が引き締めたり
鮮やかにしたりできるから
応用テクはあとで説明するね
iPhoneでの露出補正のやり方は・・
・写真撮影モードの状態で
・さっきのようにピントを合わせたい
対象をタップ
・表示された黄色い枠の右横に
太陽のマークが現れる
・指で上下にスライドさせる
上は明るく、下は暗くなる
どうすべえ:ほんとだ!明るさが変わります!
でしょ
⑫AE/AFを固定
AEはさっき言った露出の自動設定
AFはオートフォーカス
のこと
よく
かまえて構図がうまく決まっても
写す前にピントがぼけたり
明るさが変わったりすることない?
どうすべえ:ありますあります!
そういう時は、
その構図を固定しちゃえばいいんだ
やりかたは
・画面の対象の被写体を
指で長く押すだけ
解除は、画面をもう1度タップするだけ
⑬ズーム
これは分かると思うけど、
被写体にズームインアウトすること
やりかたは
・いつもスマホを使ってるときの
画面の拡大率を変えるのとおなじ、
親指人差し指でのピンチ動作
前にもいったけど
デジタルでのズームだから
おすすめはできないけど
一応覚えておけば使えるからね
で、どおよ?
とりいそぎ
iPhone(6)のカメラ機能の使い方を
みてきたけど、わかんないことある?
ひとつだけ・・・
撮った写真を確認するのはどうやれば・・
ごめんごめん
言ってなかったね
画面の中の丸いシャッターボタンの左隣に
小さく写真が表示されてるでしょ?
はい
そこをタップすると
撮影済みの写真が確認できる
もしいらない写真があれば
そこで消すことも出来る
撮影に戻りたければ「完了」
をタップする
わかりました
じゃ次行こう・・・
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