前回は、お歳暮も贈れる
ふるさと納税の概要を説明したけど
いよいよ、どうすればお歳暮が贈れて
なおかつお金が返ってくるかを
教えてあげる
よ!待ってました!!
は、はやいとこおねげえします・
どうすべえさん、落ち着いて・・
お歳暮が格安になるふるさと納税のやり方
じゃ、具体的に
どうすればいいか見てみようね
まず、
・どの自治体でふるさと納税をやってるか
・どんな特典名産品があるか
・どこが申込者以外の住所に熨斗をかけて
贈ってくれるか
なんかを調べなきゃいけない
でも、簡単なんだ
各自治体ホームページを回って
探すのもいいけど、けっこう手間だから
ふるさと納税を応援する
便利な総合ポータルサイトがある
「ふるさとチョイス」
「ふるぽ」
「CityDo!」
「ふたくす」
ほかにもきっとあるから
探してみるといい
例えば、「ふるさとチョイス」さんを見ると・・・
どうすべえ:わ!すご!!
こんなにたくさんの自治体が
いろいろ特典を設けて募集してるん
ですか!
すごいでしょ!
これは2014年のお歳暮特集ページだけど
お歳暮対応できる特典もたくさん
あるんだ
こういうサイトから入って、品物を吟味して
申し込めばいいよ
どうすべえ:ちょっと、じっくり見てみます
うん
ちなみに入金は、ネット上でのカード決済や
振込用紙での振込み入金なんかが選べるよ
お歳暮が格安になるふるさと納税の還付手続き
次に、
ちゃんと寄附したことを申告しなきゃ
還付金は戻ってこないから
手続きの仕方を見てみよう
って言っても、いつもやる申告手続きに
プラスして特別なことをやるわけじゃ
ない
大まかな手順は・・・
①申し込んだ自治体から、後日
「寄附受領書」が届くんで保管
②確定申告時に、寄附控除も記載して
受領書を添付
以上!
どうすべえ:え?それだけ?
もっと大変なのかと・・・
そう、
確定申告は面倒だけど、いつものことだし
それにプラスして寄附控除を記入すれば
いいんだしね
しかも、2015年の改正で
①確定申告の必要ない給与所得者は
(年末調整で清算済みのサラリーマンほか)
②5自治団体まで
の条件で手続きを自治体が代行してくれる
ようになった!
でも、申請書を寄附した自治体へ提出する
必要があるから注意ね
じゃあ、
還付金は、どんなふうに
いつ返ってくるかって言うと
例えば、
さっきのどうすべえさんの例でいうと・・
2015年に4万円分ふるさと納税
①2016年3月頃:約3,800円
所得税還付金として返還
②2016年6月頃:約34,200円
住民税控除として還付
③結果、合計約38,000円還付で
自己負担2,000円になる
ほらね、
2千円で4万円お歳暮が贈れちゃった!
どうすべえ:やります!
ぼくはぜったいにやります!
お歳暮が格安になるふるさと納税の注意点
最後に、利用する際の注意点を
すこし言うね
①贈り主は自治体名
熨斗には寄付者の名前が記名されるけど
配送業者の伝票は贈り主が自治体名になる
だから、相手には
「今度、北海道○○町発送で
ほんの気持ち程度の特産品が
届くかと思いますので
よろしくお願いします」
って伝えておいた方がいい
もし、どうしても気になるなら
手間をかけても1度自分に届くようにして
送りなおせばいいと思うよ
②申込者は納税者名義で
納税者名義でかつ現住所で申し込むこと
そうしないで、例えば奥さんの名前で
申し込んじゃうと控除が受けられない!
③締め切りや配達期日
人気の特産品は、
なくなり次第募集が締め切られるから、
まだ充分申し込み可能か確認してね
また、
配達日付指定はだいたいできないから
申し込み以降どれくらいで届くかは
おおよそ聞いておいたほうがいいよ
で、どおよ?
ちゅうべいさん、
無知って損するんですね
うーん
まあ、それはオーバーだけど
知っておけば
なにかと有意義なものは
あるよね
でもね、どうすべえさん
つい特典の品物とかに
目が行きがちだけど
この制度は寄附金を
「地域を住みやすくする取り組み」
の原資に使ってもらうことが
本当の趣旨なんだよ
実際、寄附金のお金で
殺処分になる保護犬の数を
減らすことができた自治体もあるんだ
どうすべえ:へえ、それは有意義ですね
うん
まだみんなに馴染みのある
広く知られた制度とは言えないけど
寄附する人もお得感があって、
自治体も地域を豊かにできる
そんな一石二鳥のふるさと納税が
もっと普及していくといいよね
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